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2010/6/11 - Apéroアペロ
暑い~!!そろそろ外で飲みたくなる時期ですね。
最近はテラスのあるカフェが増えてきましたね。
テラスでアペロを飲み、テラスで食事するのは開放感があります。
アペロとは?アペリティフ(食前酒)のことです。
フランスのアペロは何がメジャーか?
ひとことでは言えません。
その地方によって違うアペロがあるから。
ちなみにボルドーはリレというワインとリキュールをまぜたものとか
コニャック地方が近いので、ピノー・デ・シャラントとか。
ある日、ボルドーの友達の家で出てきたアペロ(前菜?)にはビックリしました。
半分に切ったメロンの種をくり抜き、その中にピノー・デ・シャラントが入っていたのです。
果実とピノーをすくってまぜながら、飲む&食べるというもの。
ピノー・デ・シャラントはブドウ果汁とコニャックを混ぜたアルコール度数17%のお酒です。
これがとってもおいしくて、帰国した今でも時々作っています。
ぜひみなさんもお試しあれ。
ピノー・デ・シャラントはよく冷やすのがコツ!
2010/5/17 - Chateau Cos d'Estournel
コスというと、オリエンタル調のシャトーが目を引きますね。
ワイン自体も人気ですが、観光スポットとしても有名。
この寺院のようなシャトーの作りが、日本人には親しみを覚えるのかもしれません。
2005年に蔵を改装して、ラトゥールと同じく、重力で醸造する造りにしたと
広報担当のジェラルディン(写真:上から2列目の右端)から聞きました。
重力で醸造する?
どういうことかというと、ポンプを使わないということです。
収穫後にブドウを2階までエレベーターで運び、2階で選果、除梗、破砕後、
ブドウ本来の重力で、1階のタンクや樽まで自然に流れるような仕組み。
ブドウにとってはストレス・フリー天国(らしい)。
ポンプで汲み上げられたり圧力を加えると、ブドウでもストレスを感じるそうですよ。
人間も流れるように自然に生きられれば、ストレスを感じないでいられるのですが、
なかなかそうは行きませんよね。
今月リリースしたセットの中には、珍しいトカイ・ワインが入っています。
コスのオーナー、レビエ氏が2008年から所有しているドメーヌ・ヘートスールの貴腐ワイン。
コスの貴腐ワインって・・・?私も興味津々。
機会があったら試飲してみたいです。
写真は暗くなったコスの風景。
門のところにたたずんでいるのは、成績優秀者でヨーロッパ・ツアーに招待された、
レストラン事業部岡山営業所のT氏。
夜遅くにコスの横を車で通り、写真だけでも撮りたい!と言うので、
こんな恐ろしげな写真になってしまいました。
(この時、コスはカーヴが改装中だったのですよね、残念。)
写真だけでも撮りたくなる、そんなコスのお話しでした。
2010/4/15 - Chateau La Garde
ボルドー市から南へ車を走らせて、1時間もかからないうちに、広大なブドウ畑が見えてきます。
マルティヤック村に入ったところで、シャトー・ラ・ガルドの看板が見えました。
ドゥルトがシャトー・ラ・ガルドを所有し始めたのは1990年。
それから品質がメキメキ良くなっている、とパーカー・ガイドにも載っています。
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広大なブドウ畑 これは?除梗機 除梗機にズーム トリエ(選果) ガルド赤&白
赤ワインの醸造コンサルタントは、あのミシェル・ロラン。
フライング・ワイン・メーカー(空飛ぶワインの造り手)のパイオニアとも言われている人物です。
「空飛ぶ」?-飛行機で世界中飛び回り、いろいろな畑のワインをコンサルタントしています。
色が濃く、濃厚な果実味を引き出す、メルローの魔術師とも呼ばれています。
今回オファーしたワインは赤ワインのみですが、シャトー・ラ・ガルドでは白ワインも造っています。
白ワインのコンサルタントはドゥニ・デュボルデュー。
こちらはソーヴィニオン・ブランの魔術師。
華やかな香りと、今まではセミヨンで補っていたコクを、ソーヴィニオンから引き出す天才。
ボルドー大学の教授でもあります。
私の卒業試験、口頭諮問はデュボルデュー教授が担当でした。
問題は「白ワインの前発酵について」。
今思い出してもドキドキ!
さてさて、このシャトー・ラ・ガルドの赤&白ワインを偶然、昨年10月にテイスティングすることができました。
確かに!どちらも芳醇なアロマと果実味が最大限に出ています。
赤ワインは濃厚なプラムやブラックチェリーの香りや風味がたっぷり。
タンニン(渋味)がガッシリあるタイプではなく、まろやかでやわらかい口当たりです。
赤ワインが苦手な方でも大丈夫。わかりやすくて楽しみやすいワインです。
これなら売れる!!と確信しました。
ブログを読んでくださっているみなさんとも、ぜひこのワインの美味しさを共有したいです。
2010/4/8 - Le Restaurant "Le Pistou"
フランスはどんなに小さな村でも、レストランやカフェが必ず1軒はあります。
何の飾り気もない小さなお店なのに、とてもおいしくてビックリすることがあります。
村の人々が気軽に食べに来る食堂のようなレストランを、フランス語では親しみをこめてcantineカンティーヌと言います。
そんな穴場のカンティーヌを探すのが、フランス滞在の楽しみでもあります。
ボルドーから南マルティヤック村にある「ル・ピストゥ」も、そのカンティーヌのひとつ。
ランチ・メニューで私が選んだのは、lotte(アンコウ)のカルパッチョ、
poulet rôti(チキン・ローストの自家製バターソース添え)です。
近隣で採れた食材がふんだんに盛り込まれています。
ワイン・リストはやっぱりグラーヴ産が多いです。
ここでグラーヴ産の白ワインをいただきました。おいしい!!
フワフワな良い気分で、近くのChâteau La Gardeシャトー・ラ・ガルドに向かいました。
このワインは、今月オファーしている特別セット<ドゥルト>に入っています。
ワインの話しはまた今度。
アンコウのカルパッチョ、 ロースト・チキン、 ル・ピストゥ店内、 マルティヤックの教会
2010/4/6 - Le macaron de St.Emilion
今朝、デスクにサンテミリオン名物のマカロンを発見!
ボスがボルドー出張の際に買ってきてくれたものです。
マカロンといっても、よく見かける色とりどりのものではなく、
杏仁豆腐のようなアーモンドの香りがするふんわりとした白いマカロン。
紙に生地を搾り出し、紙のままオーブンに入れて焼くので、
紙に生地を搾り出し、紙のままオーブンに入れて焼くので、
マカロンを紙からペロリとはがしていただきます。
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サンテミリオンと言えば、街全体が世界遺産に指定されていて、日本人観光客にも大人気。
ボルドーから電車か車で約1時間で着きます。
なんと言っても L'Eglise Monolithe レグリーズ・モノリット (一枚岩をくりぬいて造られた教会)は必見ですよ。
1日に何度か教会内を見学するツアーが開催されています。
このツアーでないと、中を見学することはできません。
サンテミリオンの魅力は街並みだけでなく、歩いて醸造所に行かれるところ。
アポを取ったらテクテクと有名なシャトーでワイン三昧!なんていいですね。
サンテミリオンのワインといえば、メルロー種で造られたまろやかで早く飲める赤ワインから、シュヴァル・ブラン、オーゾンヌ、アンジェリュスのようにカベルネ・フラン種が入る骨格のしっかりとした長期熟成型のワインまで様々。
おいしいレストランもありますよ。
この話しはまた今度。
2010/3/25 - Bordeaux Primeur Tasting
来週ボルドーで、毎年恒例のプリムール・テイスティングが開催されます。
プリ=前の、ムール=熟す、の意味。
つまり、まだ醸造中(前年収穫)のワインをテイスティングする会です。
各エリアに特設会場が設置され、そのエリアのワインを一度にテイスティングできます。
今年の会場は以下の予定。
・グラーヴ、ペサック・レオニャン:シャトー・スミス・オー・ラフィット
・サンテミリオン:シャトー・ボーセジュール・ベコ
・ポムロール:シャトー・ガザン
・メドック、オーメドック、ムーリス、リストラック:シャトー・カントメルル
・マルゴー:シャトー・デスミライユ
・ポイヤック、サンジュリアン、サンテステフ:シャトー・バタイエ
・ソーテルヌ、バルザック:シャトー・ドーザック
このテイスティングの目的は、醸造段階でワインを評価し、良くなりそうなワインに目星をつけること。
輸入業者としては、出来の良いワイン、評価が高いワインを買付けたいですよね。
そしてもうひとつの目的は社交です。
造り手、ネゴシアン(ワイン商)、輸入業者、プレスなど、ワイン業界の人々が世界中から集まります。
昼は特設会場にランチが用意され、夜はあちこちのシャトーでディナー・パーティーが!
ボルドー中が大騒ぎになるのですよ。
私も何度か行きました。
おととしはポイヤック地区のポンテ・カネがランチ会場になっていたので、ここで大学の同級生達と待ち合わせ。
ランチとはいえ、さすがフランス。豪華です。
前菜(フォアグラ)、メイン(ポーク)、チーズ(好きなものを切り分けてもらう)、デザートの盛り合わせ、
そしてもちろんポンテ・カネのワインも。
おなかがすいてきたので、この続きはまた今度。
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2010/3/19 - Champagne & Strawberry
映画「プリティー・ウーマン」で、このマリアージュに憧れた記憶がある方は?
・・・きっとアラフォー世代ですね。
マリアージュとはフランス語でmariage、結婚の意味。
ワインの業界では、ワインと食事の良い相性のことを指します。
シャンパーニュとイチゴは、基本的で普遍的なマリアージュのひとつ。
なぜシャンパーニュとイチゴが合うのか?
シャンパーニュに使われる基本品種は3つあります。
シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ。
一部のを除いて、シャンパーニュは基本的にこれらの品種をブレンドして造られるのです。
特にピノ・ノワールからは、イチゴのような甘酸っぱい果実味を持つワインができます。
マリアージュの基本は、香りや風味が似ているもの同士を選ぶこと。
さてさて今日は金曜日。
優しい?!ボス(フランス人)が、就業後にイチゴとシャンパーニュを用意してくれました。
この粋な計らいのおかげで、週末を幸せな気分で過ごせそうです。
特に今はイチゴの種類が豊富で、どのイチゴとどのシャンパーニュが合うか?
なんて、マニアックなテイスティング会もできるかも。
ちなみに私は紅ほっぺ派。
今週末、みなさんもこのマリアージュをぜひおためしください。Bon weekend!
2010/3/17-Wine Tasting Party
仲間同士でワインを持ち寄って気軽に飲むのは楽しいですよね。
昨日は、気軽に行けるワイン・バーでワイン会に参加しました。
渋谷から徒歩5分ほどの場所にある「Una Copa」というバー。
不定期でワイン会を開催しているらしいので、
ご興味がある方は問い合わせしてみてください。
昨日は様々なブルゴーニュ・ワインを1人1本持ち寄って、
ブラインドでテイスティングしました。
ブラインドとは、ラベルを隠して、飲むときに先入観を持たせない方法。
詳しい人はラベルの銘柄や造り手で価格やタイプがわかってしまうこともあるので。
ブルゴーニュ・ワインは一般的に、奥が深くて難しいといわれます。
飲み比べると、1つの品種(赤ならピノ・ノワール、白ならシャルドネ)から
こんなに個性の違うワインが出来るんだ!と実感できます。
私も昨日は17本ものおいしいブルゴーニュ・ワインを堪能できて幸せでした。
1人で飲むには1本は多いから、少しずついろいろなワインを味わってみたいのです。
こんな風に一度ワイン会に勉強がてら参加してみてはいかがでしょうか?
仲間同士で誰かのお家に集まって、気軽にワイン会をしてみるもの良いですね!
2010/3/16 - Château Palmer
シャトー・パルメというと何が思い浮かびますか?
ブラック&ゴールドのラベル?
ボルドーで最も由緒あるネゴシアン、シシェルとマーラー・ベッセが所有者ということ?
どれをとってみても、華やかで豪華なイメージです。
私の中では、優しそうなトマ・デュルーがポワンポワン・・・と頭に浮かびます。
ボルドー出身の若き天才醸造家。パルメには2004年から携わっています。
フランス人なのに珍しく(失礼!)アメリカ好き。
アメリカに引越したいな~と、よく言っていました。
トマの奥様キャルリンは、とてもかわいらしいアメリカ人です。
写真はボルドー大学醸造学部の教室。船の形になっていて、窓がまんまる。
キャルリンもどこかに写っています。
キャルリンは私がボルドー大学に留学していたときの同級生で、時々一緒に勉強していたのです。
デュルー家でトマも一緒にワインをテイスティングした時もありました。
その時のトマの的確な表現と言ったら・・・その言葉を聞いているだけで楽しかったです。
ある日、「Mondovinoモンドヴィーノ」という映画にトマが出演するので観てみて!と言うので、観にいきました。
キーッ!!こんなに有名な人だったのか!と映画を観て初めて知ったのです。
ちなみに、ボルドー大学醸造学部の学生は、無料でワイン関係の映画を観ることができるのです。
そういうところはフランスってすばらしい!
映画モンドヴィーノの副題は“明日選ぶワインが変わります”。
ご興味がある方は、「モンドヴィーノ」を観てから、パルメのワインを飲んでみては?
2010/3/10 - Château Branaire Ducru
フランスからシャトーのオーナーが来日しました。
今日一日、会議やアテンドで大忙し。
彼の名は、パトリック・マロトー氏。
ボルドー地方メドック地区サンジュリアン村にある
「シャトー・ブラネール・デュクリュ」の所有者です。
通訳中、なるほど!と思ったことがありました。
抽出しすぎたスタイルは好まないとおっしゃった時、
同時に「L'église revient au milieu du village」とも。
-直訳すると「教会は村の中心に戻ってくる」。
フランスでは昔、教会を中心に村が栄えていましたよね。
つまり、伝統に回帰するという意味です。
少し前は、タンニン(渋味)、色などをこれでもか!というほど
無理にブドウから抽出させているスタイルが流行っていたのですが、
最近はむしろ昔の方法で醸造する造り手が多いそうです。
それから、マロトー氏はご自身のことを「artisan」と言っていました。
ワインを造る職人という意味です。
セカンドワイン合わせて、生産量は毎年300,000本。
ボルドーにしては少ないです。
ブドウの実をひとつひとつ丹念に育て、樽中の微生物の研究にも余念が無く、
エレガントで果実味たっぷりのフレッシュ感あふれるワインを造っています。
ちなみにセカンド・ワインはシャトー・デュリュックから、
デュリュック・ド・シャトー・ブラネール・デュクリュに
2004年から変更になりました。
在庫が少ないので、次回の入荷を待っているところです。
2010/3/9 - ボルドーの造り手は一体どこに住んでいるのか?
造り手というのは、蔵と畑に隣接するシャトー(お城)に
住んでいるのかと思っていました。
四六時中、ブドウやワインを見張るために。
しかし!実際にシャトーに住んでいる造り手は少ないのです。
繁忙期はシャトーに泊り込みもあるみたいですが。
では、みんな一体どこに住んでいるのか?
ボルドー市内に住んでいたり、畑の近くの町に住んでいたり・・・。
その点、今月特別オファーとしてリリースした
「シャトー・デュクリュ・ボーカイユ」はレアな造り手かもしれません。
ジャン=ユージェンヌ・ボリーは、畑に隣接する家を住居としていました。
謙虚で優しい人がらだったと、あのロバート・パーカーも信頼を寄せていました。
残念ながらジャン=ユージェンヌは亡くなってしまいましたが、
その心意気は現在の当主、息子のブルーノにも受け継がれています。
そんなボリー家からのオファーで今回お勧めなのはオマージュ・シリーズ。
愛する父ジャン=ユージェンヌに捧げるセット、
愛する祖父フランシスに捧げるセット、
どちらも偉大なヴィンテージの結集です。
代々受け継がれる伝統に、それぞれの代で
モダンなエスプリを加えながら発展させていく造り手。
変わらない部分と新しい部分を比べながら飲むのもワインの楽しみですね。
いつの日か、ジャン=ユージェンヌのようにボルドーのシャトーに住んでみたいな。
そんな妄想をしながら仕事をしています。
2010/2/24 - ブログ開始!
食べるの大好き、ワインはもっと好きな方、必見!!
グルマンディーズ(食いしん坊)なスタッフが、
食やワインに関するエピソードをお届けします。
ワインほど専門知識を必要とするカテゴリーはありません。
でも、ワインほど専門知識なしで楽しめるものもありません。
知れば知るほど好きになる、このワインの世界。
ワインの仕事をしていても、日々、発見や勉強の連続です。
このブログを通じて、情報発信できたらいいなと思っています。
たまには専門用語も飛び出すけれど、基本的にウンチクご法度。
ワインは日常生活で楽しむものですから。
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