日本は、ピーロート家が初めてヨーロッパ以外における事業展開を行った国です。日本における事業は、1968年にエルマー・ピーロート自身が1週間 の市場調査を行った後、1969年4月1日に始まりました。1969年3月23日、「日本でのビジネスチャンスを確かめる」ために送り込まれたのはピー ロート・ジャパン株式会社の創始者であるグントラム・キンツェルその人でした。彼は1963年に、設立直後のピーロート・フランスの一員となりました。 1964年には彼はイタリアにおいてカーサ・ヴィニコラ・ピーロートを設立し、その後フランスに戻り、その地において事業経営を行いました。

日本における会社設立は通常より長い時間を要しました。輸入品割当制度や酒類販売業免許、外国企業の所有権規則といった問題が妨げとなったためです。 そこで当初、輸入は国内の輸入業者を通じて行っていました。しかし結局1971年6月8日に支店立ち上げの運びとなり、1974年5月17日、ついにピーロート・ジャパン株式会社が設立されました。
当時日本においてはワインを飲む習慣はまだ根付いておらず、その後しばらくの間はそうした状況はあまり変わりませんでした。その結果、最初の3年間 の事業は小規模な「ワン・マン・ショー(個人商)」にならざるを得ませんでした。その後1972年春にようやく販売に関する運営拡大が始まり、初めて従業 員が数人雇われる運びとなりました。その後事業は休まることなく着実に拡大し続け、現在では全国津々浦々に広がる35以上の営業所において500人を超え る従業員が働いています。
事業開始当初1年間、輸入していたのはわずかドイツワイン4種類だけでしたが、その後少しずつワインは日本の人々に親しまれるようになり、人気も出 てきました。今日ピーロート・ジャパン(株)は、洗練された知識も豊富な個人もしくはプロフェッショナルなお客様からの、年々増えつづける様々なご要望に お応えするため、世界16カ国から1,200種を超えるワインを輸入しています。輸入ワインの多くは、世界中に広がるピーロート・グループの会社で栽培・ 製造されたものです。しかしながら同時に、ピーロート・ジャパン(株)は様々な国々にある数多く非常に著名なエステートやワイナリーの代理店としてもサー ビスをご提供しています。
個人のお客様へのサービスの ご提供は常に変わらず当社の事業の中核ですが、 1980 年からは事業拡大を行い、レストランとホテルといった規模の大きな、多種多様なお客様へのサービス提供も始めました。 2000 年からは事業活動の範囲はさらに広がり、現在では卸売関連業者やデパート等といった小売業者への販売も行っております。