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赤ワイン

辛口

レ・ヴォルテ・デル・オルネッライア (2019)

9284472

2019

レ・ヴォルテ・デル・オルネッライアは、オルネッライアの畑特有の地中海性のマイクロ・クライメイトにより、しっかりした骨格と複雑な風味を備えた赤ワインで、オルネッライアのワイン哲学をしっかり表わしています。ワインを飲むことが好きな愛好家、肩ひじ張らずにワインを楽しみたい人へ、オルネッライアのワインへの入門版として最適です。

テイスティングノート
2019年のレ・ヴォルテ・デル・オルネッライアは、絶妙のバランスと豊かな風味を備えています。色調はルビーのように輝く明るい赤で、香りには、バラやレッドベリーの鮮烈な芳香を感じます。口に含むと、ボディーが非常に大きく、口の中で大きく開きます。凝縮感のあるタンニン分と、活き活きした酸味があり、心地よく飲めて、楽しめるワインに仕上がっています。
--2020年12月 醸造責任者 オルガ・フザーリ

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生産者
生産地
原産地呼称/等級
タイプ
葡萄品種
テイスト
容量

750ml

2019 年の天候と作柄
2019年は近年、稀な激動の年で、天候が激変しました。雨が降って寒い期間と、旱魃で猛暑が長く続いた期間が交互に現れた非常にユニークな年です。冬は例年並みの気候で、4月の第1週につぼみが出ました。4月と5月は、寒く、雨が続いたため、ブドウの成長に大きな影響が出て、開花は例年より10日以上も遅れました。6月は一転、異常な猛暑と乾燥の月となり、月末には最高気温が37°Cにも達します。夏の間、日差しが強い猛暑の日が続きました。平均気温は例年を 2°Cも上回り、45日間、降水量がゼロとなりました。7月の最終週、2日に渡って雨が降り、長い日照りが終わりました。この雨で、天候は例年に戻り、ブドウの成長には理想の状況になります。
収穫は9月5日から少しずつ始まりました。予想通り、9月の最終週には気温が下がり、ブドウが持つ非常に繊細な風味と芳香成分をそのまま保つことができました。9月21日に雨が降った後、好天に恵まれ、晩熟型のブドウも含め、10月4日には収穫がすべて完了しました。

醸造と熟成
ブドウは、品種ごとに小型のステンレス・タンクで発酵させ、品種の特徴をそのまま出すようにしました。アルコール発酵に続き、ステンレス・タンクでマロラクティック発酵に入ります。その後、10ヶ月、熟成させます。熟成では、オルネッライアの熟成で使った樽と、セメント・タンクを併用しています。これにより、立体的なタンニン分と、フレッシュ感あふれる果実味のバランスが絶妙のワインになるのです。
最高醸造責任者 アクセル・ハインツ

生産者

オルネッライア

コニャック・ギー・レロー | ピーロート・ジャパン オンラインショップ

コニャック・ギー・レロー



1860年に遡るレロー家の歴史

レロー家の歴史は、1860年、プティット・シャンパーニュに住んでいたアレクサンドル・レローが、自宅の庭に葡萄の樹を植えたことに始まります。1875年ウジェーヌ・レローがグランド・シャンパーニュ地区の葡萄畑を手に入れ、1881年、大手企業のために蒸留を開始。ヴィクトール、ジャン、ピエール、ウジェーヌ、レミー、そしてギーと続きました。ギーは、妻のアンドレと息子のローランとともに、レローを世界的に知られるブランドへと成長させることに貢献しました。1971年にギーとアンドレが自分たちの名前でコニャックを販売し始めました。




多様性からできているコニャック

ギーの畑には、80%のユニ・ブラン、10%のフォル・ブランシュ、10%のコロンバールが植えられています。ファミリーは自分たちでアランビック蒸留器を所有。コニャックの生産は完全に直営で行われていて、彼らは今でもオー・ド・ヴィーの大部分を大手企業に売っています。畑は85ヘクタールで、6つあるコニャック・クリュのうちプティット・シャンパーニュを中心とする2つのクリュにまたがっています。プティット・シャンパーニュは丸みとスミレの香りを、グランド・シャンパーニュは複雑さを、ファンボワの砂は新鮮さとアロマをもたらします。レローのコニャックはこのような多様性からできています。




添加も還元もしない自然な熟成

蒸留は澱の上で行われます。若いオー・ド・ヴィの一部は新樽に入れられ、残りは古い樽に入れられます。1年を経たコニャックはすべて、最後の樽に入る前にブレンドされます。添加物は一切使用しません。アンジャックのコミューンにあるラスドゥーのドメーヌでは、古い家の壁の内側にドメーヌの魂が宿っています。レロー家は何百年も前からワイン醸造とコニャック製造に携わってきましたが、現在ではコニャックだけでなく、ピノー・デ・シャラントやアルマニャックも生産し、レローはその製品を世界中に輸出しており、毎年多くの国に進出し続けています。リムー産オークの樽が設置された、ブロンド色のシャラント石を使った5つのセラーが、添加も還元もしない自然な熟成を可能にしています。これがレローのコニャック、アルマニャック、ピノーに比類ない味わいを与えているのです。将来、ギーの孫のアンヌ=ソフィーとジャン=シャルルが、このノウハウを受け継ぐことになるでしょう。



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