シラーとシラーズの魅力:伝統と革新が生む多彩な個性|ピーロート・ジャパンオンラインショッピング
シラーとシラーズの魅力:伝統と革新が生む多彩な個性
シラー(Syrah)とシラーズ(Shiraz)は同じブドウ品種を指しますが、その呼び名や特徴には栽培地やワインスタイルの違いが影響しています。シラーはフランスを中心に使用され、特にローヌ地方が原産地です。冷涼な気候で育つフランスのシラーは、黒コショウやスパイス、ブラックベリー、スミレなどの繊細な香りが特徴で、しっかりとした酸味とタンニンが感じられる伝統的なスタイルが多いです。北ローヌのコート・ロティやエルミタージュが代表例です。
一方、シラーズはニューワールド、特にオーストラリア、南アフリカ、アメリカ、アルゼンチンなどで生産されるスタイルを指すことが一般的です。温暖な気候で育つため、果実味が豊かで、プラムやチョコレート、甘いスパイスのニュアンスを持つことが多いです。力強いタンニンや濃厚なボディが特徴のワインが多く、熟成のポテンシャルも高いです。ニューワールドのシラーズは、産地ごとに独自のアプローチがあり、バロッサ・ヴァレー(オーストラリア)、ステレンボッシュ(南アフリカ)、カリフォルニア(アメリカ)などで多様な表現が見られます。
シラーとシラーズは同じ品種ながら、育つ環境やワイン造りの哲学によって、クラシックなスタイルからモダンで力強いスタイルまで、幅広い魅力を持つワインを生み出しています。
2月と7月に楽しむシラー&シラーズ
シラー(Syrah)とシラーズ(Shiraz)には、それぞれを祝う記念日があります。
シラーの記念日は毎年2月16日に祝われる「国際シラーの日」(#SyrahDay)です。この日は、フランスのローヌ地方を発祥とするシラーの魅力を称えるために設けられました。エレガントでスパイシーな風味を持つシラーは、世界中のワイン愛好家に愛される品種です。
一方、シラーズの記念日は7月27日に祝われ、オーストラリアを中心にニューワールドのシラーズの魅力を称える日です。温暖な気候で育つシラーズは、豊かな果実味やスパイス、チョコレートの香りが特徴。バロッサ・ヴァレーや南アフリカなど、地域ごとに異なるスタイルを楽しめます。#ShirazDayのハッシュタグで世界中のワイン愛好家がその魅力を共有し、シラーズを堪能する特別な日です。
この2つの日は、それぞれの土地とスタイルが生む個性を知り、ワインの奥深さを感じられる特別な日です。
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