シャトー・クロワ・ムートン |　ピーロート・ジャパンオンラインショップ

シャトー・クロワ・ムートン

古代ローマ人にまで遡るドメーヌ

このドメーヌの歴史は、数千年前にこの土地に葡萄樹を植えた古代ローマ人にまで遡ります。畑で発見されたガロ・ロマン遺跡は、ボルドーワインの生産が古くから行われていたことを証明するものです。シャトー・クロワ・ムートンの葡萄畑は、ドルドーニュ川とフロンサデの土手の粘土質土壌にあり、多様な生態系に恵まれた非常に保存状態の良い環境に根ざしています。先代のオーナー、バルド博士が患者さんにこのワインを飲むよう勧めたという逸話が残っています。

ベルトラン・ラヴァッシュとともに

1997年、ポムロールとサンテミリオンのオーナーであったジャン・フィリップ・ジャヌエックスは、このワインに魅せられ、アペラシオンのトップワインに押し上げるという目的で購入を決意しました。シャトー・クロワ・ムートンをボルドー・シュペリウールの最高の大使のひとつにするために 2020年、ジャヌエックスはベルトラン・ラヴァッシュと手を組み、ワインの評判と品質の向上を継続させることに。収穫から樽での熟成まで、瓶詰めに至るまで、その一つひとつが価値観とテロワールを尊重し、最も公正で健康的な表現に努めています。

凝縮感と複雑さを与える古木

78haの広大なボルドー・シュペリウールの畑には、メルロー97％、カベルネ・ソーヴィニヨン2.5％、プティ・ヴェルド5％が植えられています。これはここ数年、メルローが増加していることを示していて、通常、平均して70haが栽培されています。テロワールは粘土、沖積土、石灰岩の土壌にあります。長い年月を経て、ドメーヌは当初の4倍近い面積に拡大しました。フロンサックのすぐ北と西に位置するこの畑は、古い樹齢のブドウを使用しています。平均樹齢は43年です。その古木がワインに凝縮感と複雑さを与えているのです。このワインがいかに手間ひまかけて造られているかを考慮すると、このワインがボルドーのバリューワインとして優れている理由がよくわかります。クロワ・ムートンのワインを造るために、葡萄はオーク材のタンクで全房発酵されます。マロラクティック発酵は、50％新樽のフランス製樽で行われます。ワインは、瓶詰め前に50％のフレンチオークの新樽で9ヶ月間熟成されます。シャトー・クロワ・ムートンは、今日、ボルドーワインの最高の価値ある生産者の一つの真剣な候補となっています。

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