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マッジア ヴァルフォルモサ | ピーロート・ジャパン オンラインショップ

マッジア ヴァルフォルモサ



多様な自然条件

スペイン東部バルセロナ郊外のワイン産地ペネデスの最高峰、標高500m以上のエリアに葡萄畑を有するワイナリーです。「+500ゾーン」と呼ばれるこの地域には、ペネデスの中でも非常にユニークな生物多様性があります。この地域で作られた葡萄は、昼夜の寒暖差が大きいためゆっくりと熟し、質の高い官能的な特徴を持っています。 カタルーニャのワイン造りの歴史は長く、ワインはカタルーニャ文化で重要な役割を果たしています。フェニキア人とローマ人がワイン造りを伝えて以来、ワインはカタルーニャ人の日常生活、食文化、芸術、そしてお祭りに欠かせません。カタルーニャは、多様な土壌や気候、地形条件など、さまざまな葡萄品種が生産できる自然条件を備えているのです。カタルーニャ州の公用語、カタラン語で マッジアは「農家」、ヴァルフォルモサは「美しい谷」という意味です。




創業1865年

1865年の創設以来、ワイナリーはペネデスの畑で最高の葡萄を収穫しようと情熱を燃やし、経営を行ってきました。創設者のフランチェスコ・ホセ・ドメネク(1839-1909)は家族経営を大切にし、ワイン造りを追及しました。 ペネデスの葡萄畑はフィロキセラによって一旦全滅してしまいましたが、ホセ・ドメネク・ソレール(1864-1958)が再度植樹をして、健全な葡萄畑を取り戻しました。ワイナリーはこの地域で高く評価されるようになり、1904年に国王アルフォンソ13世がワイナリーを訪問、ワインの価値を認めたことでその名声は頂点に達しました。




困難を乗り越えて

1905年、ワイナリーは地域で“ラ・サラ”と呼ばれる葡萄畑を手に入れました。“ラ・サラ”はスペイン内戦中に占領され、その間一部は破壊されてしまいますが、徐々に復興します。その後、市場の需要に応じるため、ワイナリーは新たに畑の敷地を拡げ、新しい醸造地を設立し、 “ラ・サラ”の施設も拡大し、瓶詰めのライン3本を新規に加えました。情熱とビジョンと伝統によって生まれたワインとカヴァは、ワイナリーの誇りとなっています。 2020年、EUROSELECCIÓ RIEDEL VINARIにてAWARD for the BEST WINERY 2020を受賞しました。この賞は、 VINARI AWARD 期間中に獲得した賞の数が最も多いワイナリーに贈られるものです。創業160年を迎える現在、ワインとスパークリングワインのリーディングカンパニーとして、世界55カ国以上で事業を展開しています。

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