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  • ローレンツ・ファイヴ チャーミング (2018) 詳細画像
5

ライトボディ

ミディアムボディ

フルボディ

白ワイン

辛口

ローレンツ・ファイヴ チャーミング (2018)

Laurenz V.Charming

9284670

2018

テイスティングノート 熟したリンゴのアロマと、グリューナー・フェルトリーナ特有のスパイシーな芳香が融和し、魅力的な果実のブーケを作り出す。風味はやわらかく、ジューシーな味わいで、上質な果物の酸味が支えている。素晴らしく調和が取れていて、滑らかな口当たりは完璧。これはシンプルにチャーミングなワイン!
葡萄品種 100% グリューナー・フェルトリーナー
名前の由来 ローレンツ・ファイヴはワインメーカーのローレンツ・モザー家の5代目を意味する。ワインメーカー、ローレンツ・マリア・モザーV は、グリューナー・フェルトリーナ品種に力を注いでいる。

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生産者
生産地
タイプ
葡萄品種
テイスト
アルコール度数(%)
サーブする温度
容量

750ml

テロワール 2018年シーズンは穏やかに始まる。1月は非常に暖かく、通常ならマイナス15℃の凍結が予想される2月中も、0℃を下回ることはほとんどなく暖冬だった。春は雨が少なく暖かく、夏は乾燥して暑い日が続いた。4月中旬から8月にかけては、断続的な豪雨に見舞われながら、例年にない暖かな夏を過ごすことができた。
雨は収穫時期まで約300リットルの降雨をもたらし、葡萄樹の安定した成長と成熟を確保できた。3月中旬の2週間は肌寒く、4月は非常に暖かく、4月6日から7日頃に早めの発芽を促し、その後暖かく乾燥した春と非常に暑い夏が続いた。7月の最初の2週間は間引き作業(グリーンハーベスト)を行う。
9月は乾燥して暖かく、葡萄の自然な成熟を促し、収穫は長期的な平均収穫時期より3週間ほど早い9月10日から10月19日まで続いた。カンプタルの夜の冷涼な気候は、果実の新鮮さとアロマの特徴を保つのに役立ち、厳選された収穫のおかげで、葡萄を冷やし、グリューナーのフルーティーな特徴を維持することができた。発酵は速やかに開始され、17℃に保たれた。澱といっしょに熟成し、フレッシュで生き生きとした明るい酸味を持つエレガントなワインを生み出す。2018年ヴィンテージは、果実味のアロマを前面に感じ、カンプタルの様々なテロワールを表現している。とてもエレガントで、スパイシーなヴィンテージ。
収穫 葡萄はオーストリアのカンプタル地方で栽培されている。グリューナー・フェルトリーナーは花崗岩、片麻岩、雲母スレート、そして黄土の土壌で成育する。険しいヴァルトフィアテル地方から北の冷気が流れ込み、昼夜の温度差が大きくなる。そのため成熟が遅くなり、昼は暖かく夜は涼しいという日中の寒暖差が、フレッシュでフルーティな味わいを生み出している。



酸度 4.50g/L
残糖度 1.00g/L
生産者

ローレンツ・ファイヴ

オーストリアのワイン文化とローレンツ・ファイブ

オーストリアは個性的なワインの生産国で、そのユニークな葡萄品種、長い歴史と伝統によって世界に類を見ないワイン文化を発展させてきました。オーストリアのワインの歴史は古代までさかのぼります。近年は、固有の葡萄品種とワイン造りにこだわり、品質の促進に力を入れています。ワイン生産地は、ブルゴーニュと同じ緯度48度付近に位置しています。
ローレンツ・ファイブは、美しい風景、独特のテロワール、そして素晴らしいワインで有名なカンプタール地方にあります。どんなワイナリーにもその歴史や物語があり、ローレンツ・ファイブはオーストリアの代表的な葡萄グリューナー・ヴェルトリーナーを開拓し、エレガントで魅惑的、かつ活気に満ちたミネラルスタイルのワインを生産し、現代的な工夫を加えています。





グリューナー・フェルトリーナとそのテロワール

グリューナー・フェルトリーナにはエレガンスと繊細さ、花の香りと爽やさがあると表現されます。この葡萄品種は、ここ数年、シンデレラのような変貌を遂げています。これはローレンツ・ファイヴのような造り手のおかげであり、国際市場を魅了するエレガントで熟成に適したスタイルのグリューナー・フェルトリーナが生産されています。 この葡萄は、主にカンプタールとクレムスタール・ヴァレーの黄土と砂利の土壌で栽培されています。ドナウ渓谷から上昇する暖かい空気が、近くのヴァルトフィアテル地域とカンプ川、クレムス川に沿って流れ落ちる冷たい空気と出会い、暖かさが熟成と凝縮したアロマに影響を与える一方で、冷たさが新鮮な果実味に強く寄与しているのです。





オーストリアの名門モーザー家

2004年、ローレンツ・モーザー5世は、ディーター・フブラー、シュヴァイガー家と提携し、グリューナー・フェルトリーナの生産に特化したワイナリー、ローレンツ・ファイブを設立しました。
ローレンツは1124年の記録まで遡るオーストリアの名門、ローレンドルフ村のモーザー家の末裔で、1610年からワイン造りに携わっています。ローレンツの祖父、ローレンツ・モーザー3世教授はローレンツをワインの道に誘うとともに、「レンツ・モーザー・ホッヘルジーフング」として知られるオーストリアの棚仕立てシステムを発明した人物です。ローレンツは醸造学の学位を取得後、家族のワイナリーで10年間働き、その後ナパのロバート・モンダヴィ・ワイナリーに入社し、ヨーロッパ支社を立ち上げました。そしてルーツであるオーストリアに戻り、グリューナー・フェルトリーナが高級ワイン界の市民権を得ることに貢献しました。

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