「ラ・フォルジュ」と命名された、ミオセーヌ山脈の背後の個性豊かな場所にある畑の中でも、特別に選ばれた区画の葡萄からつくられるワインです。この区画は、コルビエール地区のブートナックのアペラシオンを持つ、ドメーヌ・ヴィルマジューの畑です。このワインは、2つの葡萄品種のブレンドから造られ、素晴らしいアロマの表現(シラー)と、たっぷりとした果実味(カリニャン)が感じられます。ヴィルマジューの葡萄畑は、ジェラール・ベルトラン家の歴史的な故郷であり、INAO(原産地呼称統制委員会)によって格付けされた、コルビエール地区の1級格付け、ブートナックの筆頭です。
テイスティングノート 濃い、熟したチェリー色。強烈な焼いたスパイスとクローヴの香り。心地よい甘さと、強くエレガントな風味の中に、キャラメリゼした赤果実を示す。柔らかいタンニンと最後にスパイスの後味を持つ、すばらしいワイン。
葡萄品種 カリニャン、シラー
気候 地中海性気候。
醸造 この驚くべき品質は、樹齢100年のカリニャンから成る。緑の未熟な段階でトリミングし、収量(25hl / ha)をコントロールすることにより、成熟度の高い葡萄に十分な栄養がいきわたり、より濃縮された果汁が得られる。収穫は昔から手摘みし、すべて桶に入れ、マセラシオンを行う。
熟成 桶の水を切り、マロラクティック発酵を行った後、数種類の品種をブレンドする。新しいオーク樽で12ヵ月熟成する。木材の選択は各ヴィンテージの可能性に合わせて選ぶ。
瓶詰前に圧搾も濾過もしていない。出荷前、12ヵ月保管する。