多彩な風味を楽しめる柔軟さが魅力の白ワイン品種シャルドネ|ピーロート・ジャパンオンラインショッピング
多彩な風味を楽しめる柔軟さが魅力の白ワイン品種シャルドネ
その適応力の高さと幅広いスタイルで知られ、現在では、世界中で栽培されている白ワイン用のぶどう品種です。特にフランスのブルゴーニュ地方やシャンパーニュ地方がその発祥として有名です。辛口から甘口にスパークリングワイン(シャンパーニュなど)としても使われ、冷涼な気候では、酸味が高く、フレッシュでミネラル感のあるスタイルに仕上がり、温暖な気候では、よりトロピカルでリッチな風味を持ちます。シンプルでフレッシュなスタイルから、複雑で豊かなオーク風味のあるワインまで、飲む人やシチュエーションに応じてさまざまな楽しみ方ができます。
世界中で愛されている品種
フランス、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、チリなど、世界中で生産されており、それぞれの地域のテロワール(風土)が反映されたユニークなシャルドネが楽しめます。そのバランスの取れた酸味と果実味により、シーフード、鶏肉、クリーミーなパスタやチーズなど、さまざまな料理と相性が良く、食事とともに楽しむのに最適です。幅広い味わいと料理との相性の良さから、ワインの初心者から熟練者まで、世界中で愛される白ワイン品種となっています。5月最終月曜日の前の木曜日は『国際シャルドネの日』。SNSでは #ChardonnayDay のハッシュタグで盛り上がりを感じることができるでしょう。
各国で築かれた独自の文化と名前
シャルドネは、世界中で広く栽培される白ワイン用ブドウ品種ですが、地域によって異なる名前で呼ばれてきました。これらの呼び名は、シャルドネが各地のワイン文化に溶け込みながら発展してきた歴史を映し出しています。
フランスでは、「オーベーヌ(Aubaine)」や「ボーヌ(Beaunois)」といった名前が使われることがあり、これはシャルドネがブルゴーニュ地方のボーヌ周辺で古くから栽培されていたことに由来すると考えられています。また、かつて「ムロン・ブラン(Melon Blanc)」と呼ばれることもありました。
イタリアでは、「ピノ・ブランコ(Pinot Bianco)」と混同されることが多く、一部地域では「シャルドネ・ビアンコ(Chardonnay Bianco)」と表記されることもあります。ドイツやオーストリアでは、「ヴァイスブルグンダー(Weißer Burgunder)」や「モルヨン(Morillon)」と呼ばれ、シャルドネがブルゴーニュ(Burgunder)系の品種であることを示しています。
スペインでは、「シャルドネ・リオハ(Chardonnay Rioja)」といった地域名を伴う呼び方も見られ、ポルトガルでは「リストン・ブランコ(Lisbon Branco)」と呼ばれることがあります。また、シャルドネの起源に関する古い説から、「グーエ・ブラン(Gouais Blanc)」という別名が用いられることもあります。
これらの呼び名の違いは、シャルドネが多くの国で独自のアイデンティティを築いてきたことを示しており、その奥深さを物語っています。現在では「Chardonnay」という名称が世界的に定着していますが、歴史を遡るとさまざまな名前が存在し、それぞれの地域でどのように受け入れられてきたのかを知る手がかりとなります。
合う料理
エビのガーリックバター焼き 、グリルド・サーモン 、鶏のレモンバターソースグリル、キノコのクリームリゾット、カルボナーラ、パルミジャーノ・レッジャーノ、バターチキンカレー 、グリルド・ポークチョップ
シャルドネ主体のオススメワイン
バロナーク・シャルドネ(2018)
パナメラ・シャルドネ(2022)
タラパカ グラン・レゼルバ シャルドネ (2023)
ジャン・クロード・ボワセ ブルゴーニュ シャルドネ ウルシュリーヌ (2023)