テイスティングノート さわやかな果実味と低木地(ガリーグ)のアロマ。ブラックカラント、ブルーベリー、チェリーなどの爆発的な果実味から始まり、春のようなフレッシュさへと展開する。ノーズはエニシダやローズマリーの芳香を示し、花畑やユーカリの森を歩いているようなニュアンスを持つ。口に含むと繊細で滑らかな風味が次々と表れ、濃厚できめの細かい組成が広がり、石灰岩台地の土壌のミネラルと白亜質の後味が続く。石灰石質台地を色濃く反映した典型的なワイン。
葡萄品種 80% メルロー、20% カベルネ・フラン
醸造 重力を利用し、温度管理のため2重壁になっている円錐形のステンレス・スティール桶で醸造を行う。1/3新樽、2/3ステンレス・スティール桶でマロラクティック発酵を行う。樽の栓口から澱引き。清澄はヴィンテージによって異なる。
熟成 ミディアム~ミディアムロングの長さでトーストしたフレンチオーク樽を使用。30%新樽で、18ヵ月熟成。
酸度 3.11g/l
PH 3.60
残糖 1.70g/l