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立秋とワイン

8月7日は立秋。

40度に迫る高温が続いている今日この頃。立秋は夏の暑さのピークとされ、ここからが秋の始まり。立秋から先の暑さは「残暑」になりますので、ご挨拶や贈答品も残暑お見舞いに変わります。

立秋の時期の行事にお盆があります。7月に行われる地域もありますが、8月が一般的で今年は8月13日~16日がお盆の期間となります。来週からお休みという方も多いのではないでしょうか。
子供の頃、お盆には海の近くにある祖父母の家に遊びに行くことが多く、サラダにリンゴが入っている! お昼ご飯にパンと紅茶?! 文化の違いがとても刺激的でした。

この時期は海水浴客でにぎわう温暖な気候の田舎で、お昼を食べ終わると午後の日差しに誘われて眠くなり、縁側でお昼寝。夜は蚊帳を釣ってもらい兄弟並んで寝るのですが、これも自宅ではできない体験で、なんだかテントの中にいるようでわくわくしたものです。
一番心に残っているのは、海水浴にでかける日の朝に祖母と母が一緒に握ってくれたおにぎりの記憶。台所から漂う海苔のいい香りも思い出されます。

そんな海苔がご飯が見えないくら巻いてあって、具にはおかかやしおしおのしょっぱい梅干しが入っていました。いくつか専門店のおにぎりもいただきましたが、いまだにあの時以上のおにぎりには出合えていません。
今、あの時の田舎で食材を用意して、同じようにおにぎりを作って食べても、同じような感動が得られるでしょうか。ワインも同じ。いつ、誰と、何と合わせるかで驚くほど表情を変え、その体験は一期一会、唯一無二です。

今年のお盆、どんなワイン体験が待っているでしょうか。

立秋におすすめのワイン



※ピーロート・ジャパン オンラインショップのメールマガジン2025年8月6日配信号で掲載した文章を一部改編して転載しています。