「カリフォルニアのロマネ・コンティ」
「地上で最も魅力的なピノ・ノワールを造るスペシャリスト」ロバート・パーカーにそう言わしめたカレラワイン。
カレラの畑は、サンフランシスコから南に100km、カリフォルニアのAVAに認定されているワイン生産地で、石灰岩が露出するマウント・ハーランの頂上に位置します。
カレラの創業者ジョシュ・ジェンセン氏は、ドメーヌ・ラ・ロマネ・コンティなどで修行した際、ブルゴーニュスタイルのワイン造りには石灰質土壌が不可欠であることを学びます。そしてアメリカに戻り土地を探す中、1974年にこのマウント・ハーランに出合ったといいます。
マウント・ハーランは、冷涼な気候で一定の日照もあるため、時間をかけて葡萄が成長します。また、高地にあり太平洋から40kmと海岸に近くよく晴れますが、カリフォルニアの中でも涼しいブドウ栽培地域の一つです。
さらに、カレラの畑は平均海抜670mにあり、太平洋からモントレー湾岸を通りガビラン山脈とマウント・ハーランの高台に向かう冷たい海風により冷やされます。この標高の高さが、地域の気候をさらに穏やかにしています。