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先人の知恵に学ぶ。
盛夏をひんやり潤す、ワインとの過ごし方・贈り方。

暦の上で、一年の中で最も暑さが厳しくなるとされる「大暑(たいしょ)」。
強い日差しと熱気が日本列島を包み込み、まさに盛夏の季節です。

こんな季節だからこそ、「暑中見舞い」という思いやりの文化が発展したのでしょう。猛暑が続く時期に、普段なかなか会えない方の無事や健康を気遣うというのは、理にかなった素敵な伝統です。

そして、厳しい暑さを乗り切るために先人たちが培ってきた「涼をとる知恵」や、暑さを吹き飛ばす栄養たっぷりの「食の知恵」。

土用の丑の日のウナギなど、夏バテ予防のスタミナ料理と、心と喉をひんやりと潤す極上のワインでクールダウン。気になるあの方へは、目にも涼やかなボトルのワインをご挨拶にしてはいかがでしょう。

一年で最も熱い「大暑」の季節を、涼やかに、そして豊かにワインを楽しむための過ごし方をご紹介します。

大暑の食卓を彩る、旬の恵み

厳しい暑さを乗り切るための栄養をたっぷりと蓄えたスタミナ食材や、太陽の光を浴びて瑞々しく育った夏野菜、果実が味わい深くなる季節です。
ウナギ(鰻):大暑の時期を代表する至高のスタミナ食材。ビタミンやミネラルが豊富で、疲労回復に即効性を発揮します。香ばしく焼き上げた脂の旨味は、夏の食卓の最高のメインディッシュです。
ゴーヤ(苦瓜):夏の日差しを浴びて濃い緑色に育った夏の健康野菜。独特の爽快な苦味とシャキッとした食感は、火照った体を内側からクールダウンさせ、食欲を刺激してくれます。
イチジク(無花果):初夏から夏にかけて旬を迎える、不老長寿の果実とも呼ばれるフルーツ。ねっとりとした上品な甘みと華やかな香りは、生ハムやチーズと合わせるだけで立派なワインのおつまみになります。
●旬の食材
ウナギ(鰻)、アワビ(鮑)、クルマエビ(車海老)、ヒラメ(平目)、 ゴーヤ(苦瓜)、オクラ、冬瓜(とうがん)、パプリカ、イチジク(無花果)、スイカ(西瓜)、マスカット、白桃

大暑の食卓とワインのマリアージュ

●夏の疲れを吹き飛ばすスタミナ料理に、極上のワインを寄り添わせて

・ウナギの蒲焼き × スパイシーで果実味豊かな赤ワイン
甘辛いタレの香ばしさとふっくらとしたウナギの脂には、程よいタンニンとスパイスのニュアンスを持つシラーズやピノ・ノワールなどの赤ワインが絶妙にマッチします。タレの旨味をワインの芳醇な果実味が包み込み、山椒のピリッとした風味をワインのスパイス感が引き立てる、まさに夏ならではの贅沢なマリアージュです。

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・アワビのバターソテー × 樽熟成のコクのある白ワイン
海の宝石とも呼ばれる肉厚なアワビを、バターで香ばしくソテーした一品。ここには、オーク樽で熟成された、ふくよかでコクのあるシャルドネを合わせましょう。アワビの芳醇な旨味と濃厚なバターの風味に、ワインの持つクリスピーなミネラルとバニラのようなアロマが見事に調和します。

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・イチジクと生ハムの冷菜 × スパークリングワイン
冷やした瑞々しいイチジクに生ハムを添え、オリーブオイルとブラックペッパーを散らしたシンプルな前菜には、きめ細かい泡立ちの辛口スパークリングワインがぴったりです。イチジクの甘みと生ハムの塩気を、弾ける泡とキリッとした酸が優しく流し込み、暑さで疲れた味覚をリフレッシュさせてくれます。

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大暑の季節を彩るイベント

【全国各地】
・夏祭り・花火大会
時期:7月下旬〜8月上旬
概要:夜空に大きな大きな大輪の花を咲かせる花火。古くから「慰霊」や「悪疫退散(厄除け)」の願いを込めて打ち上げられてきた、日本の夏を象徴する風物詩です。

≪おすすめのペアリング≫
ドカンと打ち上がる花火の迫力と美しさに祝杯をあげるなら、夜空の星のようにグラスの中で美しく泡が弾ける極上のシャンパーニュを。浴衣姿で夕涼みをしながら味わうスパークリングワインは、忘れられない夏の思い出を演出します。

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【大阪】
・天神祭(てんじんまつり)
時期:7月24日・25日
概要:千年以上続く日本三大祭りの一つ。大川を無数の船が行き交う「船渡御(ふなとぎょ)」と、夜空を彩る奉納花火が織りなす、「火と水の祭典」です。

≪おすすめのペアリング≫
水都大阪を熱気と情熱で包み込む祭りには、見た目にも華やかな南仏のロゼワインを。お祭りの高揚感をそのままグラスに映したような、エネルギッシュな一杯です。

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大暑の暮らしとワイン

・感謝と気遣いを届ける「暑中見舞い」という思いやりの文化
猛暑が続く大暑から立秋(8月7日頃)までの間に、普段会えない方の無事や健康を気遣って送る「暑中見舞い」。厳しい暑さだからこそ相手を想う、先人たちが育んできた理にかなった素晴らしい文化です。

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・「土用の丑の日」のスタミナチャージ
大暑の期間中に訪れる「土用の丑の日」。古くから「う」のつく食べ物や精のつくものを食べて、厳しい酷暑を乗り切るという伝統的な智恵です。

≪おすすめのペアリング≫
定番のウナギ料理だけでなく、牛肉のステーキやスパイスを効かせたBBQ料理に合わせて、力強いフルボディの赤ワイン(カベルネ・ソーヴィニヨンやジンファンデルなど)を開けてみませんか。豊かなポリフェノールと美味しい肉料理の組み合わせは、最高のエネルギー補給になります。

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・打ち水と風鈴に癒やされる「夕涼みアペロ」
日が傾き、少し気温が下がり始める黄昏時。ベランダや庭先に水を巻く「打ち水」で風を冷やし、風鈴の音に耳を傾けながら涼をとる、日本ならではの優雅な夕涼みの時間です。

≪おすすめのペアリング≫
夕暮れの涼しい風を感じるテラスやベランダで、氷水を張ったワインクーラーから取り出すキリッと冷えたソーヴィニヨン・ブランやリースリング。ハーブや柑橘の爽やかな香りが、1日の暑さと疲れをすっと忘れさせてくれる大人のアペロタイムです。

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冷たいグラスを傾けて、一年で最も熱い季節を優雅なひとときに。

太陽の威光が最高潮に達し、力強い夏のエネルギーがあふれる「大暑」。
厳しい猛暑が続く日々、先人に倣い、涼をとるための工夫や、夏ならではの味覚を楽しみながら、心と体を心地よく満たして過ごしたいものです。

香ばしいウナギの蒲焼きや、瑞々しい夏果実を並べた夏の食卓。
今夜は、エアコンの効いた涼しいお部屋で、よく冷えた極上のスパークリングワインや、スタミナ料理を引き立てる味わい深い赤ワインを開けて、暑さを忘れる贅沢な時間を過ごしませんか。

ピーロート・ジャパンでは、猛暑を吹き飛ばす爽快な白・スパークリングワインから、夏のスタミナ料理に負けない濃厚な赤ワイン、そして大切な方へのサマーギフトに最適な銘柄まで幅広く取り揃えております。

一年で最も熱い季節を、美味しいワインとともに涼やかに、そして元気にお過ごしください。

猛暑を吹き飛ばす、冷やして美味しい
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※2026年7月17日更新
※写真はイメージです

全国のワイン試飲会情報

ピーロート・ジャパンでは、ホテルでのラグジュアリーな試飲会から、レストランやワールドワインバーでのカジュアルなイベントまで、全国各地で多彩なワインイベントを開催しています。

会場では、普段なかなか味わえない希少なヴィンテージや、季節のおすすめワインなど、世界中から厳選されたラインナップをテイスティング可能。知識豊富なワインコンサルタントが、お客様の好みやライフスタイルに寄り添い、運命の1本を見つけるお手伝いをいたします。

参加費無料のイベントも多数ございます。季節やその時々の気分にあったワインを探しに、ぜひお近くの会場まで足を運んでみませんか?

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これまでの二十四節気とワイン
2025年「大暑」のコラム

大暑とワイン

7月22日は大暑。

暑中お見舞い申し上げます。一年で最も太陽が力強く輝く季節の到来です。うだるような暑さに涼を求める日々、皆様いかがお過ごしでしょうか。

風鈴の音色、川のせせらぎ…。夏の暑さを和らげる音は数あれど、ワイン好きの心を躍らせるのは、やはりあの音ではないでしょうか。
氷を満たしたワインクーラーにボトルを沈め、待ちかねたように引き上げる瞬間に響く「カラン」という涼やかな音。

その音を合図に、キリリと冷えたボトルの雫を拭い、グラスへとスパークリングワインを注ぐ。立ち上るきめ細やかな泡、そしてひと口含んだ時の、喉を駆け抜ける清涼感。これこそ、暑い夏だからこそ味わえる至福の瞬間です。
さて、こんな季節には、美味しいワインと共に夏バテを防ぐ食事を楽しみたいもの。

例えば、今年の大暑は7月22日ですが、大暑のころの夏バテ予防を目的に7月23日は栄養満点の天ぷらを食べようということで「天ぷらの日」に制定されています。
また、夏の土用の期間に「う」のつくものを食べると夏バテしないという言い伝えがあります。スター食材はやはり鰻ですが、瓜もうのつく食材。冬瓜の冷たい煮物や、箸休めに梅干し、締めには喉ごしのよいうどんをいただくのもよいですね。

五感で涼を感じ、旬の味覚とワインのマリアージュで心と体に栄養を。一年で最も眩しいこの季節を、元気に、そして美味しく乗り越えましょう。

大暑におすすめのワイン



※ピーロート・ジャパン オンラインショップのメールマガジン2025年7月20日配信号で掲載した文章を一部改編して転載しています。