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赤ワイン

辛口

マーキュリー・ヘッド (2018)

Mercury Head Napa Valley Cab.Sau

9266552

2018

テイスティングノート
親しみのある高貴なノーズ、熟したラズベリー、ブラックカラント、シガーボックスやほのかな生木のビャクダンや エルブ・ド・プロヴァンスの香りが立ち上る。初めミステリアスで魅力的な香りは、時間と空気にふれると共に展開される。濃く、層のある風味は生クリームをトッピングしたミックスベリーシュトルーデル(果物などを薄いパイ生地で巻いて焼いたお菓子)、新鮮なブラックラズベリーの含みや加糖されていない料理用チョコレートに類する柔らかなタンニンは、ニュアンスと凝縮度の後味へと移行する。まだ若いワインだが、 美味な品質とクラッシックなナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンの特徴を維持しながら優雅に展開を続けるだろう。

葡萄品種 カベルネ・ソーヴィニヨン

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生産者
生産地
タイプ
葡萄品種
テイスト
アルコール度数(%)
サーブする温度
容量

750ml

熟成 フレンチオーク樽で15ヵ月間熟成、新樽使用率:51%

酸度 5.60g/l
残糖 0.90g/l

ワイン・スペクテーター 93ポイント!
生産者

オリン・スウィフト・セラーズ

情熱ある少数部隊

オリン・スウィフト・セラーズの歴史は1995年に遡ります。デイヴィッド・スウィフト・フィニーは冗談半分で友人の誘いに応じて半期「修業」としてフィレンツェを訪れました。ワインとその造り方について紹介され、ワインに夢中になります。それから数年して大学を卒業し、1997年にとうとう臨時収穫作業員として、ロバート・モンダヴィ・ワイナリーで働きます。これだけ一生懸命働くのなら、いずれは自分のためにならなければならないと考え、1998年にオリン・スウィフト・セラーズを創立。オリンは彼の父親のミドルネーム、スウィフトは母親の旧姓に由来します。その後十年、ジンファンデル2トンとほか少しのワインを、自社と他社向けに造り、今ではフランス南西部に300エーカーの葡萄畑を含む国際的ブランドにまで成長。この国際的な志はスペイン、イタリア、コルシカ島、アルゼンチンや世界各地でのプロジェクト展開につながりました。その発展にも関わらず、オリン・スウィフト・セラーズは情熱ある少数部隊で操業し続けており、上質なワイン造りに専心する友人や家族で構成されています。




ワインのビジネス面も理解

フィニーは、記憶に残るラベルと魅力的な価格帯で、おいしくてスタイリッシュなワインを造るコツを知っていますが、ワインのビジネス面も理解しています。2016年、E. & J. Gallo社がオリン・スウィフト・セラーズを買収。フィニーは引き続き指揮を執りました。「デイヴィッド は世界クラスのワインを造ることに成功しており、我々は彼がさらに優れたワインを造るためのリソースを提供できると考えている」とGalloのプレミアムワイン部門上級副社長兼ゼネラルマネージャー、ロジャー・ナビディアンはワイン・スペクテーター誌に語りました。自社ワイナリーを所有していないにもかかわらず、オリン・スウィフトの現在の年間生産量は10万ケースに達しているのです。ナパのワインが多い中、カリフォルニア中の100以上の畑からブドウを調達しています。




オリン・スウィフト世界本部

彼らのオフィスとテイスティングルームはセントヘレナにある1885年に建てられた歴史的なオッド・フェローズ・ロッジの2階にあります。2013年、セントヘレナ・ワインセンター(2021年に閉店したワインショップ)のすぐ隣に狭いテイスティングルームをオープンしました。2022年、セントヘレナ・ワインセンターが空けたスペースを引き継ぎ、間にコネクティングドアを挟んで両方のスペースを使用。セントヘレナにオフィスがあり、ナパ・ヴァレー南部のワイナリーでワインが造られ、フランスにはデイヴィッドの所有地があるため、テイスティングルームはスタッフから「オリン・スウィフト世界本部」と呼ばれています。

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