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シャトー・クリマン

クリマンのスタイル

この高貴で甘く、優美なウェイトのない白ワイン、繊細で唯一無二。クリマンのワインが、この地のバランスとフレッシュさのよいバランスを持ったアペラシオンの核を表現したものであり、また、ソーテルヌの偉大なワインの中で力強く、傑出した趣も持つ。クリマンは卓抜な品質と深みを特徴とし、ユニークなテロワールからのみ産出される。

ミネラル感がありタイトである、この極めて優雅なワインは、非常に芳醇な風味を持ち、花、果実、スパイスの芳香と融和しており、しばしばユーカリやフレッシュなミントの含みと溶け合った香味を持つ。

若い時にはワインは淡い色をし、グレープフルーツ、レモン、シトロンなどの柑橘系、フレッシュな果物、白い花の芳香が支配的なアロマを彷彿とさせる。

時間が経つと、甘いスパイスやそのほか、深みのある砂糖漬けの果物の風味が発展する。どのヴィンテージであれ、ワインはゆっくりと熟成し続け、何十年もの間、甘味とフレッシュさの調和を保ち、それは素晴らしい魅力の証である。

クレマンはワインの優美さにおいて最も有名であるが、持続するそのエクセレントな趣でも有名であり、偉大なヴィンテージ以外のものでさえ当てはまる。産み出されるワインはいつだって魔法のよう。


テロワールと葡萄品種:偉大なテロワールたらしめるもの

クレマンという名は現地の方言で「痩せたまたは貧しい大地」を意味する!その言葉は葡萄樹を頭には置いていない。この驚異的な植物は、明らかに好ましく無い土壌を、神に愛されたテロワールへと変化させること力を持つ。赤土で粘土砂利質の薄い層には鉄が豊富に含まれ、水はけの良い化石が多く混在する石灰石の大地を覆う。

ビオディナミ農法の視点から、偉大なテロワールは4つの要素のバランスから誕生する。つまり、大地、水、空気、火である。クレマンでは火を原点とする赤土に視点を置いており、豊かさを保証する。

水は粘土にあり、滑らかさやフレッシュさをワインに与えることで、見事に自然の豊かさを調和させる。天候は毎年異なるが、雨天であれ、高温であれ、水と火をさまざまに配合し、各ヴィンテージをユニークにする。

クレマンは全体として軽やかなウェイトの無いワインであり、重さはない。極めての特殊な砂礫であり、これが空気の要素となり、快活さ、エレガンス、ピンとした張りを持ち、シャトー・クリマンの特徴となっている。石灰岩は大地を表し、ワインに組成と深みを与えている。

しかし完璧なバランスを得るために、各世代のワインメーカーは、大地の特徴を持つ葡萄品種で石灰岩を超越する必要があることに気づいた。何世紀にも渡り、クリマンでは唯一の葡萄品種がセミヨンである。この傑出したテロワールの美しい表現者としてクリュの個性を主張し、ボトリティス菌にとっての素晴らしい品種である。微気候の助けもあり、ここで究極のパラドックスが生まれる。つまり、貴腐化し、この自然の調和を昇華させ、中にはワインの魂と呼ぶ人もいるようなワインへと変化する。


歴史:エクセレンスの保証人

傑出した秀でたシャトー・クリマンは、数世紀の素晴らしい過去をもち、かなり初期から“ロード・オブ・バルサック”として知られるようにあった。

この著名な格付けの歴史は、途絶えることのない継続により形作られており、これは最上のものだけがユニークなテロワールから造られることを可能にする。

クリマンの名は1547年に結ばれた契約書で初めて登場した。バルサックの王の擁護者であった、Girault Roboreが父親からのこの土地の一部を受け継いだと記されている。二つの名、 ClimensとRoboreは直ぐに1つの家族の名前Roborel de Climens家となった。

しかし、しっかりと築かれていたシャトーはフランス革命中にダメージを受け、Jean-Baptiste Roborel de Climensの未亡人は1802年に売り払った。それをJean Binaudが購入したが、ボルドーのワイン商人であった彼は、この土地のポテンシャルを見抜き、手厚いケアを施した。よって、シャトー・クリマンが1855年に第1級に格付けされたことは当然である。

1855年に有名な印刷業者でありジャーナリストであったGounouilhou家のものとなり、およそ1世紀所有した。1970年代初期にLucien Lurtonがソーテルヌ地区に興味を示すようになった。素晴らしいテロワール対して情熱的であったこの男性は、すでにメドック地区の有名な格付けシャトーをいくつか所有していた。

クレマンワインのフィネスに魅了され、また優れた先見の明をもって、1971年に当時はソーテルヌワインの人気が落ちている危機的な時であったのにも関わらず、シャトーを購入した。そして1992年には、娘のBérénice Lurtonがシャトーの運命を握るようになった。それ以来、熱意と決心を持って充分なケアを行い、シャトー・クリマンの高貴な魔法を護っており、今まで以上に華麗で優美な趣をもって、この伝説的な格付けシャトーを輝かせている。